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住民番号0014:こげまる

目次

1. 基本プロフィール

  • 名前:こげまる(Kogemaru)
  • 年齢/性別:47歳の男性
  • 居住地・勤務地:紅倉(べにくら)区のオフィスビルにあるIT企業勤務
  • 外見
    • 無精ひげを生やし、手入れをしている気配がない。
    • 丸いレンズの眼鏡をかけており、時々鼻先からずり落ちるのを直す仕草が癖になっている。
    • やや猫背で、背中にはいつもカメラバッグと愛読書を入れた小さめのリュックを背負っている。

2. 来歴・経緯

  1. 紅倉区への移住背景
    • 元々は別の都市でシステムエンジニアとして働いていたが、都会に嫌気が差し、40代前半で紅倉区の小さなIT企業に転職。
    • 「海沿いの空気なら気ままに暮らせるんじゃないか」と考えた一方で、紅倉区には不穏な噂や裏組織(黒霧会など)があるとも聞き、どこか興味をそそられていた節がある。
  2. IT企業でのポジション
    • 新技術の先陣を切るタイプというよりは、社内システムの保守や裏方を淡々とこなす立ち位置。
    • ただし、隠れたスキルとしてネットワークのセキュリティ関連に詳しく、必要があれば闇サイトや不穏なデータにもアクセス可能――という噂が社内で流れている。

3. 現在の居住区・生活環境

  1. 紅倉区の雑居アパート
    • 漁港から少し離れた、倉庫街の近くにある古いアパートに住んでいる。
    • 家賃が安く、海まで自転車で出られる便利さを気に入っている様子。
    • 夜は波止場の方まで散歩して、釣り人や倉庫街の動きを物陰から眺める習慣がある。
  2. 日々の仕事スタイル
    • 朝は遅刻スレスレに出社し、オフィスでコーヒーとドーナツを片手にダラダラとPCを眺めるのが常。
    • 大きな問題が発生した時だけ突如集中し、周囲が驚くほど短時間でバグ修正やトラブル解決をこなす。

4. 性格・人となり

  1. ナマケモノ的な振る舞い
    • 極度に面倒くさがりで、深夜までゲームや読書をして翌朝に後悔する毎日。
    • システム保守の定例報告書を出すのもギリギリまで放置するが、最終的には最低限のレベルをなんとかクリアして乗り切る。
  2. コミュニケーションと怪しさ
    • 普段は同僚ともあまり関わらず、昼休みも机で仮眠を取る。しかし不思議と同僚からは「いざというとき頼れる」と一目置かれている部分も。
    • ただ、無精ひげに丸眼鏡、猫背姿勢でぼそぼそ話すので、初対面から“怪しげな中年ITオタク”という印象をもたれがち。
  3. こげまる特有の秘密主義
    • 自分が何を考えているかを多く語らないため、周囲から「不気味」と思われることもしばしば。
    • 質問を向けられると「さぁ…どうだろうね」と曖昧な笑みを浮かべて誤魔化す。

5. 趣味・行動特性

  1. カメラへのこだわり
    • デジタルカメラだけでなく、フィルムカメラなど古めの機材も好んで使う。
    • 倉庫街や漁港の風景、通夜のように暗い波止場など、人がいない夜景ばかり撮影しているらしい。
    • スマホでは撮らず、必ず“本格的”なカメラを使い、撮った写真はこっそりSNSに匿名でアップする。
    • 何か裏組織や心霊的なものを追っているのではと勘繰られるが、真意は不明。
  2. 読書好きの裏側
    • いつもハードカバーの本を鞄に入れていて、昼休みや帰宅の電車で読み耽る。ジャンルはミステリー、民俗学、都市伝説、プログラミング関連など多岐にわたる。
    • 仕事が忙しいときでも読書の時間だけは欠かさない。まるで“自分だけの情報網”を作っているかのようだ。
  3. 海辺の深夜散歩
    • 真夜中、漁港周辺をぶらついている姿が目撃される。顔見知りの漁師から時々情報を仕入れているようだが、具体的な内容は誰にも話さない。
    • 気の向くまま気儘に歩き、古い倉庫に寄り掛かってスマホをいじりながらタバコを吸っている場面があるという。

6. 独特な悩みや考え方

  1. “本当の怠惰”ではない?
    • 周囲にはナマケモノと見られているが、実は裏で闇のWebサイトを巡回し、紅倉区の噂や漁港の怪事件を調べ回っている節がある。
    • 自分の過去や本当の動機をひた隠しにし、あえて表向きにはだらしなく装っているのかもしれない。
  2. 危うい裏社会との接点
    • こげまるが撮影した写真の中には、“黒霧会”らしい身元不明の人物が写り込んでいるという噂が社内で囁かれる。
    • 彼がそこまで潜り込んでいる理由は不明。脅迫されているのか、趣味なのか、ビジネスなのか、何も語らない。
  3. 朧な人生観
    • 「このまま適当に生きて、スリルを求めて裏の情報を嗅ぎ回っているのさ」と言うが、そこに真の意志があるのかどうか定かではない。
    • ときどきぼそりと「紅倉の海、潮の匂いは悪くないよ」と呟くあたり、漁港暮らしを密かに楽しんでいる可能性も。

7. ストーリーへの接続点

  1. 紅倉区の事件との関わり
    • 倉庫街で起きる失踪や不可解な出来事に、こげまるはなぜか精通しているらしく、半ば趣味として情報を集めているらしい。
    • 時々、漁港の闇取引を盗撮したり、裏サイトでその写真を売買しているという疑惑があるが、真相は闇の中。
  2. 社内・周囲との緊張関係
    • IT企業の同僚たちには「働かないおじさん」程度に見られているが、実際に彼のプログラム支援を受けると驚くほど早い対応に感嘆する。
    • しかし距離を詰めようとすると「まぁ…いろいろあるから」とにが笑いして、また姿を消してしまう。この不可解な態度が彼の魅力と警戒心を同時に煽っている。
  3. 裏の探究心
    • 彼が集めた写真や情報は、紅倉区の怪談、黒霧会の動き、失踪者リストなどを繋ぎ合わせるような危険なパズルの一部かもしれない。
    • いずれ何らかの“核心”に迫り、本人がはるかに大きな事件へ巻き込まれる可能性もあるが、そこすらも「まぁ…それも悪くないかな」と楽しんでいる節がある。

まとめ:こげまるという人物

  • 大きな特徴:無精ひげと丸眼鏡の怪しいITエンジニア(47歳)で、仕事ではナマケモノのように見えるが、裏では何やら危険な調査や撮影をしているという噂。
  • 性格・価値観:普段はだらしなさが際立ち、あまり人と絡まないが、いざという時は冷静かつ高いスキルを発揮するギャップ持ち。闇の情報収集を趣味とするなど、趣味と現実の境を曖昧にしている。
  • 紅倉区との関わり:活気ある漁港や廃倉庫の闇に惹かれ、自主的に夜の散歩や写真撮影を繰り返しているらしい。危険な組織や失踪事件に首を突っ込んでいる可能性もあり、一歩間違えれば自身が闇に呑まれかねないが、本人はそれを隠している。
  • 物語的魅力:街の闇を撮影・記録する“隠れ調査者”というポジションで、不審な動きや隠された証拠を集めつつも、周囲には飄々としている。何を企んでいるのか本心が読めない、怪しさ満点の中年ITマンとして登場させれば、シーンに緊張感と謎をもたらす存在になりうる。
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